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さがみはら産業創造センター SIC-2 2611(受付)
IgA (免疫グロブリンA) は粘膜中に存在する免疫物質で、インフルエンザウイルスなどの様々な病原体やウイルスに結合して無毒化し、体内への侵入を防ぐ働きを持ちます。
IgAは主に腸管のパイエル板に存在するB細胞がIgA産生細胞となることで産生されますが、このIgA産生細胞は口や鼻など全身の粘膜に移動し、感染症予防に貢献します。
そのため、IgA産生量を増加させる物質は、様々な感染症予防に寄与すると考えられます。
本試験系ではパイエル板細胞におけるIgA産生促進作用を評価します。
本試験系では独自の試験系によって、B細胞の増殖だけでなく、IgAクラススイッチを促進する物質の評価も可能となっており、腸管でのIgA産生を増強する食品成分の探索や、免疫アジュバントの評価が可能です。
LPS等のB細胞増殖因子だけでなく、Poly (I:C) (2本鎖RNA)の効果も解析可能です。
使用細胞: | マウス腸管パイエル板細胞 |
測定項目 | IgA産生量 |
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