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株式会社エーセルは細胞を用いた研究を総合的にサポートします。

〒252-0131 神奈川県相模原市緑区西橋本 5-4-30
さがみはら産業創造センター SIC-2 2611(受付)

受託 | 遺伝子強制発現試験

試験の概要

通常、遺伝子は必要な時に必要な量を発現するよう調節されています。
ところが細胞に特定の遺伝子を強制的に過剰発現させると、細胞の性質を変化させることができます。
一過性発現と安定発現遺伝子強制発現細胞を評価することで、その遺伝子の機能解析につながります。
また、不死化遺伝子や疾患関連遺伝子を細胞に導入することで、不死化細胞や疾患モデル細胞を樹立することができます。
創薬スクリーニング等、様々な分野での応用が可能です。

弊社では、お客様のご要望に合わせ、様々な遺伝子の強制発現試験を行っております。
また、遺伝子過剰発現細胞を用いての各種評価試験も承ります (※)。


(応用例)
遺伝子機能解析
shRNA発現DNA過剰発現による遺伝子発現抑制
細胞形質転換 (組換えタンパク質産生細胞・不死化細胞・疾患モデル細胞樹立etc.)
レポーターアッセイ
etc,

※本試験では、遺伝子の強制発現及びその発現確認までを行います。
形質転換細胞の確認 (不死化・疾患再現性etc.)につきましては、別途試験が必要になります。

一過性発現と安定発現

細胞の遺伝子導入による一過性発現と安定発現


細胞に遺伝子導入して発現させる場合、上図のような二種類の方法があります。

一つは一過性に遺伝子を発現させる方法です。
この場合、基本的に導入遺伝子は、ゲノムDNA(染色体のDNA)に組み込まれません。
そのために細胞分裂を繰り返すと、導入した遺伝子は徐々に減少していきます。
レポーターアッセイや一過的なノックダウンなど、一時的に導入した遺伝子による効果を評価する場合に適しています。

もう一つは安定に遺伝子を発現させる方法です。
こちらでは、導入遺伝子がゲノムDNAに組み込まれます。
そのため、細胞分裂を繰り返しても、安定的に遺伝子が発現されます。
遺伝子強制発現細胞株の樹立など、強制発現させた細胞を継続的に評価する場合に適した方法になります。

弊社では、お客様の試験目的に合わせ、一過性発現と安定発現のいずれの試験系にも対応させていただきます。



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